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【中古住宅】リフォーム費用はどれくらい?含めた予算の考え方を解説

●不動産購入

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代表取締役 川野 孝之
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代表取締役 川野 孝之

キャリア16年 / 住宅ローンのスペシャリスト

宅地建物取引士 / 公認 不動産コンサルティングマスター
1級FP技能士 / CFP / 貸金業務取扱主任者

上場不動産会社・金融機関での店長経験を活かし、お客様の利益を最優先する取引を徹底しています。物件の長所・短所を包み隠さずお伝えするのが私のスタイルです。YAMADAグループの特典も活用し、購入後も安心が続く住まい探しを全力でサポートします。

中古住宅を購入して、自分たちの暮らしに合ったリフォームをしたい。
その一方で、どこまでを予算に含めて考えれば良いのか分からず、不安を感じていないでしょうか。
中古住宅は、物件価格だけでなくリフォーム費用や各種諸費用も含めた総予算をどう組むかで、後々の満足度が大きく変わります。
本記事では、中古住宅購入とリフォーム費用を合わせた予算の考え方から、費用の内訳や相場、住宅ローンを使った資金計画のポイントまで、順を追って分かりやすく解説します。
これから具体的な物件探しや資金計画を進める前に、全体像を整理しておきたい方は、ぜひ読み進めてみてください。

中古住宅購入+リフォームの総予算の考え方

中古住宅を購入する際は、物件価格だけでなく、リフォーム費用や諸費用を合計した「総予算」で考えることが大切です。
総予算には、売買契約時の仲介手数料や登記費用、住宅ローンに関する手数料など、購入に付随して発生する費用も含まれます。
さらに、リフォーム工事そのものの費用に加えて、工事中の仮住まい費用や引越し費用なども考慮しておくと、資金計画に余裕が生まれます。
このように、住み始めるまでに必要なお金を漏れなく見積もることが、無理のない予算組みにつながります。

リフォーム費用の相場について、住宅リフォーム推進協議会の調査では、実施者の平均費用が約400万円前後となっており、一定のまとまった支出になることが分かります。
また、住まいが一戸建ての場合は、マンションよりもリフォーム費用の平均額が高くなる傾向があり、設備更新に加えて構造部分の補修や断熱改修などが必要になりやすい点が影響しています。
一方、マンションは共用部分を管理組合が維持管理しているため、専有部分の内装や水まわりを中心とした工事になることが多く、同程度の工事内容であれば一戸建てより費用を抑えられる場合があります。
このような一般的な傾向を参考にしつつ、希望するリフォームの範囲や優先順位に応じて、必要な費用を具体的に検討することが重要です。

総予算の配分については、一般に「物件価格」と「リフォーム費用」に加え、「諸費用」にも一定の割合を確保する考え方が役立ちます。
日本住宅総合センターの資料などでは、中古住宅の購入価格に対して、実際にリフォームに充てられる費用が購入価格の数%からおおむね1〜2割程度にとどまるケースが多いことが示されており、物件価格に偏り過ぎると、希望する工事が行えないおそれがあります。
そのため、総予算の中で、物件にどこまで求めるか、リフォームでどこまで手を入れたいかを整理し、物件とリフォームの配分を意識的に決めることが大切です。
さらに、工事中の追加工事や物価変動に備えて、リフォーム費用の1〜2割程度を予備費として見込んでおくと、想定外の出費があっても計画全体を大きく変更せずに済みます。

費用区分 主な内容 予算配分の目安
物件価格 中古住宅本体の購入費用 総予算の約6〜7割
リフォーム費用 内外装や水まわり改修費用 総予算の約2〜3割
諸費用・予備費 各種手数料や追加工事備え 総予算の約1〜2割

中古住宅リフォーム費用の内訳と相場を押さえる

中古住宅のリフォーム費用を検討する際には、まず内装、水まわり、設備交換など工事内容ごとの費用の目安を整理しておくことが大切です。
一般的に、水まわり4か所(キッチン・浴室・洗面・トイレ)の設備交換と内装の張り替えを合わせたリフォームでは、おおよそ100万~300万円程度の費用帯で行われている例が多いとされています。
一方で、間取り変更を伴う大規模な改修や、構造部分に手を加えるスケルトンに近い工事になると、費用は500万円を超え、内容によっては1,000万円前後に達することもあります。
このように、工事の範囲と規模によって費用水準は大きく変わるため、初期段階で「どこまで手を入れるか」を整理しておくことが重要です。

次に、築年数や建物の構造によって増えやすい費用のポイントを押さえておくと、予算超過のリスクを抑えやすくなります。
築年数が古くなるほど、給排水管の劣化や断熱性能の不足、耐震性への配慮など、目に見えない部分の工事が必要となり、その分費用がかさむ傾向があります。
また、床下や天井裏を開けてみて初めて腐朽や配管不良が見つかるケースもあり、その場合は給排水管の更新や断熱材の追加、耐震補強などで数十万円から数百万円規模の追加費用が生じることもあります。
そのため、中古住宅を購入する前後の段階で、専門家による建物状況の確認を行い、将来発生しやすい工事項目を把握しておくことが望ましいです。

さらに、想定外の追加工事に備えるためには、総予算の中に予備費を確保しておく考え方が欠かせません。
一般的には、見積書に記載されたリフォーム工事費の1~2割程度を予備費として見込んでおくと、解体後に発見された不具合への対応がしやすくなります。
あわせて、見積書では「解体・撤去」「下地補修」「設備本体代」「諸経費」などの項目が分かれて記載されているかを確認し、どこまでが工事に含まれているのかを把握しておくことが重要です。
こうした内訳を理解しておくことで、複数回の打ち合わせや仕様変更があっても、総額がどのように動くのかを冷静に判断しやすくなります。

工事項目 費用相場の目安 注意すべき点
水まわり4か所交換 概ね100万~300万円 配管の劣化状況で追加費用
内装全面張り替え 概ね20万~100万円 下地補修の有無で差額発生
大規模・全面改修 概ね500万~1,000万円 耐震・断熱工事が費用要因

住宅ローンとリフォーム費用を含めた資金計画

中古住宅を購入してリフォームまで行う場合は、住宅ローンの組み方を最初に整理しておくことが大切です。
代表的な方法として、物件購入費とリフォーム費用を一体で借りるローンと、それぞれ別のローンを利用する方法があります。
どの仕組みを選ぶかで、借入可能額や自己資金の必要額、返済期間が変わります。
そのため、金融機関や制度の概要を早めに確認し、自分の収入や将来計画に合う資金計画を立てることが重要です。

資金計画を考える際は、頭金と借入額のバランスを決め、無理のない返済比率になるかを丁寧に確認します。
一般的には、住宅ローンの年間返済額が年収のおおむね20~25%以内に収まると、生活費や教育費との両立がしやすいとされています。
返済シミュレーションでは、金利タイプや返済期間を変えた場合の返済額、ボーナス返済の有無を比較し、将来の収入変動も想定しておくことが大切です。
また、金利上昇時の負担増も試算しておくと、より安全度の高い予算組みにつながります。

さらに、ローンに含められる費用と、自己資金で準備しておくべき費用を明確に区分しておくことが欠かせません。
物件価格やリフォーム工事費のほか、設計費や工事監理費など一部の費用はローンに組み込める場合がありますが、引っ越し費用や新しい家具家電の購入費などは現金での支払いが一般的です。
加えて、契約時の手付金や印紙代、住宅ローンの事務手数料など、契約初期に必要となる支出も見落とさないようにします。
こうした費用を一覧にして整理しておくと、総予算の中で自己資金と借入額の配分が決めやすくなります。

区分 ローンに含めやすい費用 自己資金で備えたい費用
住宅取得関連 物件価格・リフォーム工事費 手付金・印紙税・登記関連費用
暮らしの準備 一部の付帯工事費 引っ越し費用・家具家電購入費
予備費 見積書に含めた工事予備費 想定外の追加工事・緊急支出

予算内で満足度を高めるリフォーム計画のコツ

中古住宅を購入する前には、まず建物の劣化状況や構造上の不具合の有無をできる限り把握しておくことが大切です。
基礎や屋根、外壁、給排水管などの修繕が必要な箇所が多い場合、見た目の変更よりも先に安全性と耐久性を高める工事を優先した方が、長期的な安心につながります。
そのうえで、限られた予算の中で「今どうしても直したい部分」と「数年後でも対応できる部分」を整理しておくと、無理のない計画が立てやすくなります。
あらかじめ優先順位を決めておけば、見積額が予算を超えた場合でも、削る部分と残す部分の判断がしやすくなります。

また、将来の家族構成やライフスタイルの変化を見据えてリフォーム範囲を考えることも、満足度を高めるうえで欠かせません。
たとえば、今は個室を重視していても、数年後には在宅勤務や家族の独立により必要な部屋数や使い方が変わる可能性があります。
そのため、間取り変更を大規模に行うのか、まずは設備や断熱性を中心に整えるのかなど、先々のメンテナンス時期とあわせて検討しておくとよいでしょう。
将来的な増改築を見込む場合は、構造に負担をかけない範囲で可変性を持たせる計画にしておくと、追加工事の費用負担を抑えやすくなります。

さらに、補助金や減税制度を上手に活用することで、実質的な負担額を抑えながら性能向上を図ることができます。
国土交通省などが案内している住宅のリフォーム減税制度では、一定の耐震改修や省エネ改修、バリアフリー改修などを行った場合に、所得税や固定資産税の軽減を受けられる仕組みがあります。
また、住宅ローン減税(増改築)と補助金制度を組み合わせることで、断熱窓の設置や高効率給湯器の導入などに対して上限額が定められた補助を受けられるキャンペーンも実施されています。
このような制度は申請期限や予算枠の上限により早期終了する場合があるため、最新情報を確認しながら、長期的な光熱費や修繕費も含めた総合的なコスト低減を意識して計画することが重要です。

優先したい工事 将来を見据えた視点 費用を抑える工夫
耐震性や雨漏り対策 家族構成の変化を想定 工事内容の優先順位整理
給排水管や設備更新 在宅勤務など働き方 補助金や減税制度の活用
断熱・省エネ性能向上 将来の増改築の可能性 長期的な光熱費の比較

まとめ

中古住宅は「物件価格+リフォーム費用+諸費用」を含めた総予算で考えることが大切です。
リフォーム費用の内訳や相場、予備費の目安を事前に押さえておくことで、無理のない資金計画につながります。
また、住宅ローンでどこまで費用をまとめられるかを理解し、頭金や返済計画を具体的にシミュレーションすることも重要です。
当社では、中古住宅探しからリフォーム計画、ローンのご相談まで一括サポートいたします。
予算内で理想の住まいを叶えたい方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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